五月人形は何歳まで飾る?大人になったらどうするか調査!

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五月人形は、端午の節句に子どもの成長を祈るために飾られます。

これは、男の子の健やかな成長を願う日本の伝統的な行事です。

この伝統に従い、毎年飾っている方も、子どもの成長とともに「何歳まで飾るべきか」、「大人になったらどうするべきか」という疑問を持つことでしょう。

今回は、五月人形は何歳まで飾る?大人になったらどうするか調査しました。

目次

五月人形は何歳まで飾る?

五月人形は何歳まで飾るものなのでしょうか。

結論!何歳になっても飾って大丈夫です。

子どもの成長を祈る気持ちは、たとえ子どもが何歳になっても変わらないのが親心。

お気に入りの五月人形をずっと飾ることに問題はないとされています。

しかし、実際に何歳まで飾るべきか悩む方が多いのは事実です。

五月人形、何歳まで飾るか問題ですね!

「何歳まで飾るか問題」を解決するヒントとして4つの区切りをご紹介します。

  • 7歳まで(7歳までは神様といわれる風習より)
  • 15歳まで(元服を迎えるころ)
  • 成人まで
  • 制限を設けない

いかがでしょうか。

私も、この問題に悩んでいましたが、この機に方針を決めました。

基本的には制限を設けず、日々の様子や家庭の状況から決めていくという柔軟な考え方です。

五月人形を飾っても、子どもが喜ばなくなったり、成長したと実感したり。

進学や就職といったライフスタイルの変化、受験や部活など他の活動が忙しくなって、飾るのを忘れてしまうこともあるでしょう。

そんな時は、飾り終えるタイミングだと考えます。

五月人形・大人になったらどうする?

五月人形は、人形信仰を起源として、子どもの身代わりとなって厄を引き受けてくれるという考え方に基づいています。
子どもが受ける厄を人形に移し、厄や病を祓って健やかな成長を願います。

子どもが立派に成長し、大人になったということは、願いが叶った証だと言えるでしょう。

その際どうするかには二つの考え方があります。

子どもの健やかな成長を助けてくれた五月人形を長く大切にする

五月人形を長く大切にするとした場合、ずっと飾り続けることも選択肢の一つです。

年齢に関わらず飾り続けることができるのと同様に、子どもが巣立った後も、子どもの幼少期を振り返り、成長に感謝する機会となります。

芸術作品として、またはインテリアとして飾るのも素晴らしいですし、日本の伝統文化に沿って季節の行事を楽しむのも素敵です。

ライフスタイルに合わせた飾り方で、長く大切にするというのが一つの考え方です。

ひとつの区切りとして手放す

五月人形が役目を終えたと感じたら、それを区切りとしてお別れを考えることも一つの方法です。

この場合、誰かに譲るということも考えられますが、厄も譲ってしまう可能性があるため、あまり推奨されていません。そのため基本的に、適切な方法で処分するということになります。

大切にずっと飾ったり、保管しておきたいと望んでも、スペースの確保や、ライフステージの変化により保管が難しくなる場合もあります。

ミニマリストの生活スタイルが人気で、物を持たない主義の方もいます。

役目を終えたタイミングで、処分する方も多いでしょう。

大切な五月人形なので、どちらの考え方でも感謝の気持ちを込めて行うことが大切です。

五月人形の処分はいつするべき?供養の費用は?

五月人形は通常、成人を迎えた際に処分されることが多いです。

また、処分方法としては、誰かに譲るということも考えられますが、厄も譲ってしまう可能性があるため、あまり推奨されていません。

自治体の規則に従い、家庭ゴミとして処分することも可能です。

必ずしも供養が必要という訳ではないようです。

では、供養の意味は何でしょうか。

それは、これまで子どもの身代わりとなってくれたことへの感謝を伝えるということだそうです。

五月人形の処分はいつするべき?

大切な五月人形。しばらく飾っていないし、そろそろ役目を終えたなと感じていても、実際に処分するとなると躊躇してしまい、結局、押し入れにしまったままという方もいらっしゃいますよね。

今回、調べたところ18歳~20歳ごろが処分時期の目安としている方が一般的でした。

処分に迷ったときは、成人が目安ということを念頭に置いておくと悩まずに済みますね。

五月人形の本来の役割は、厄を代わりに受けることで子どもの健やかな成長を願うものでした。その役割を終えたというタイミングで処分しましょう。

でもそのタイミングが悩ましい!という方は、成人を目安としてはいかがでしょうか。

五月人形供養する場合の費用は?

ここでは、安心して供養できるなと感じた二つの方法とそれぞれの費用をご紹介します。

  • 神社やお寺:約3,000円から10,000円
  • 人形供養専門業者:約5,000円から10,000円

神社やお寺で供養する場合

お清め、読経やお焚き上げなどでしっかりと行うため、安心感があります。

人形への思いが強い方や、気持ちよくお別れしたいという方には向いているかもしれません。

ただ、供養をしてくれる近くの神社やお寺を自分で調べたり、人形を持ち込むといったことが必要です。

人形供養祭に参加して、供養してもらうというケースもあるようです。

供養をしてくれる神社やお寺が近くにない場合は、宅配で受付けてくれるところを探して送ることになります。

費用は、約3,000円から10,000円と幅があり、受付時期や必要な手続き・注意事項もそれぞれ異なります。

必ず、神社やお寺に詳細を確認してくださいね。

人形供養専門業者で供養する場合

供養を重視する場合、リサイクルショップといった買取業者ではなく、人形供養を専門としている業者にお願いしすることになります。

近くに持ち込める神社やお寺がない方や、そもそも調べる時間もない、という方に向いていると思います。

全国から宅急便で受付が可能で、料金やサービス内容もしっかり明記されているので、検討しやすいというもあります。

一例として、(一社)日本人形協会では「ゆうパック」による代行サービスがあり、全国から通年で引取が可能です。

そして、毎年10月頃に行われる東京大神宮の「人形感謝祭」にて供養をしているとのこと。

費用は一箱5,000円に加えて送料(ゆうパック料金)が必要です。

人形供養専門業者も色々あるので、ご家庭の事情に合わせて検討されてください。

まとめ

今回は、五月人形を飾り終える年齢、処分時期と方法、供養する場合の費用について調査しました。

  • 五月人形を何歳まで飾るかは、ご家庭の事情やライフスタイルに合わせてOK。一般的な区切りとしては「7歳」「15歳」「成人」「制限なし」の4つがある
  • 子どもが大人になった時の五月人形の扱いには、「ずっと大切に保管する」と「区切りとして手放す」という二つの主流の考え方がある
  • 五月人形を処分する目安は、子どもが成人した時
  • 五月人形を処分する費用は、神社やお寺で約3,000円から10,000円人形供養専門業者では約5,000円から10,000円が相場

五月人形は、購入するときよりも、その後どうするかを考える方が難しい!というのが率直な感想です。

でも、これまで子どもの身代わりとなって厄を引き受けてくれた五月人形には、深い感謝の気持ちを込めて、適切な方法で幕引きを行いたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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